2011年7月12日火曜日

ギンブナ【コイ科コイ亜科フナ属】


ギンブナ【コイ科コイ亜科フナ属/学名:Carassius sp.】


日本語版ウィキペディア:ギンブナ/英語版ウィキペディア:Carassius


ギンブナ【コイ科コイ亜科フナ属】


ギンブナ【コイ科コイ亜科フナ属】



ギンブナ【コイ科コイ亜科フナ属】


日本に棲む淡水魚の横綱がコイなら、大関はフナ。川にいる魚の代名詞的存在です。

姿形は地味ですので観賞魚としてはいまひとつのようにも思えますが、表情は愛らしく眺めていると飽きません。特に5㎝前後の小ブナが水槽の底をエサを探しながらちょこちょこ泳ぎ回る様子は格別。金魚の元になった魚でもあります。

中流域~下流域に棲み、水が濁ったような場所でも見られます。大きなものでは20cmを越える個体も。流れが速い場所よりも、穏やかな場所を好みます。

【捕獲方法】釣り、もしくはビンドウ。すばしっこいので網ではなかなか捕れません。釣りの場合、雑食製ですので赤虫、サシのような生き餌、もしくは粉末の練りエサで釣れます。釣具屋などではコイ・フナ用の練りエサも売っています。

【飼育】普通の水槽で簡単に飼え、かなり長生きします。かなり大きくなります(20cmを越える場合も)ので60センチ水槽なら2~3匹が限界かと。浄水装置はあった方が良いと思いますが、エアーだけでも大丈夫。

またフナ類はおとなしい性格で知られておりますので、オイカワやドジョウなどとの混泳も可能。エサはペットショップなどで売っている川魚用フード、金魚用のエサなど。浮くタイプよりも、沈むタイプのものの方が食べやすいかと。

3cmほどのギンブナ【コイ科コイ亜科フナ属】

3cmほどのギンブナ【コイ科コイ亜科フナ属】

【採取地】多摩川(府中市/郷土の森近く)
【採取方法】ビンドウ(市販のコイ・フナ用の練りエサを使用)
【採取年月】2011年7月
【処分方法】飼育のため持ち帰り
【飼育】易(川魚、金魚用のエサ)

2 件のコメント:

  1. はじめまして。いつも楽しく記事を読ませていただいております。
    多摩川には数は非常に少ないですがキンブナもいるそうですね。
    ギンブナとの違いは背びれの筋の数で、14本以下のものはキンブナだそうです。
    多摩川のキンブナの個体数は非常に少ないらしく、是非見てみたい魚です。

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    1. はじめまして。

      たしかにキンブナも生息しているはずなのですが、私もまだ採取できておりません。光の当たり具合でギンブナも金色のように見えることもあり、一瞬キンブナかと思うこともございますが。

      背びれの数で見分けることができるというのは色で見分けるよりも、確実性が増しますね。「おや?」と思う個体に巡り合ったら使わせて頂きたいと思います。

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