2011年7月6日水曜日

カワムツ【コイ科オイカワ属】

カワムツ【コイ科オイカワ属/学名:Zacco temmincki】

日本語版ウィキペディア:カワムツ/英語版ウィキペディア:なし


カワムツ【コイ科オイカワ属】

カワムツ【コイ科オイカワ属】

カワムツ【コイ科オイカワ属】


【特徴】『日本の淡水魚』【山と渓谷社刊】によれば、かつては静岡以西に生息していたがアユの放流に混じった個体が関東地区全域で繁殖しているとのこと。個体は美しく、これぞ淡水魚といった感じ。

カラダの真ん中に黒と黄色(金色)っぽい二重線が走っています。ヒレは黄色がかっているのが特徴。もう1点、背びれのアタマ側に赤い部分があるのも見分けるポイント。

【採取】多摩川の中流域で最も手軽に、大量に採取できる印象があります。中流域のクチボソ的な存在でしょうか。赤虫、サシなどで良く釣れます。練り餌を入れたビンドウにも大量に入ります。

府中市/多摩市よりも上流域でよく見かけます。オイカワよりも上流に棲息している印象。

【飼育】飼育も比較的簡単で、直射日光がある程度遮ることが出来る環境なら問題なさそう。エサは川魚用のもので大丈夫な上に、コケなども食べるとのこと。冬を越し、数年(2~3年)くらい生きます。

【備考】ペットショップなどで、「カワムツ B型」という表記を見かけることがあります。『日本の淡水魚』(山と渓谷社刊)にも記述がありますが、A型はヌマムツと呼ばれ、濃尾平野~瀬戸内海にかけて生息。尻びれがB型より大きいのが特徴とのこと。ですので、多摩川で採取できるカワムツは、B型と考えて問題なさそうです。

カワムツ【コイ科オイカワ属】

カワムツ【コイ科オイカワ属】

ヒレが黄色く、背びれのアタマ側に赤い部分があったらカワムツです。

カワムツ【コイ科オイカワ属】
もうひとつの見分ける方法は、上から見て背中の真ん中あたりに上掲写真のような赤っぽい部分があったらカワムツです。

【採取地】多摩川(羽村取水堰下流)/羽村市
【採取方法】釣り(エサ:赤虫)
【採取年月】2011年6月
【処分方法】リリース
【飼育難度】易(川魚用のエサならどんな種類でも食べる)



カワムツ【コイ科オイカワ属】

【採取地】平井川(多摩川支流)/草花公園付近(あきる野市)
【採取方法】ビンドウ(網製)
【採取年月】2011年6月
【処分方法】リリース
【飼育難易度】易(川魚用のエサならどんな種類でも食べる)

今年生まれたと思われる3~4cmほどのカワムツ【コイ科オイカワ属】
【採取地】平井川(多摩川支流)/草花公園付近(あきる野市)
【採取方法】ビンドウ(網製)
【採取年月】2011年9月
【処分方法】リリース
【飼育難易度】易(川魚用のエサならどんな種類でも食べる)



【採取地】平井川(多摩川支流)
【採取方法】ビンドウ(網製)
【採取年月】2011年9月
【処分方法】リリース
【飼育難易度】易(川魚用のエサならどんな種類でも食べる)



【採取地】平井川(多摩川支流)
【採取方法】ビンドウ(網製)
【採取年月】2012年5月
【処分方法】リリース
【飼育難易度】易(川魚用のエサならどんな種類でも食べる)



【採取場所】平井川/日ノ出町
【採取年月】2012年9月
【採取方法】びんどう
【処分方法】リリース
【飼育】易。市販の川魚用飼料




【採取場所】秋川/あきる野市・グリーンスポーツ公園付近
【採取年月】2013年月6月
【採取方法】-
【処分方法】-
【飼育】易。市販の川魚用飼料




接写するために、撒き餌をしています。

【採取場所】秋川/あきる野市・グリーンスポーツ公園付近
【採取年月】2013年月7月
【採取方法】-
【処分方法】-
【飼育】易。市販の川魚用飼料


【採取場所】北浅川/八王子市
【採取年月】2013年月8月
【採取方法】網
【処分方法】リリース
【飼育】易。市販の川魚用飼料







【採取場所】平井川
【採取年月】2014年月5月
【採取方法】網
【処分方法】リリース
【飼育】易。市販の川魚用飼料

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