2011年7月17日日曜日

【採取スポット】多摩川/府中市郷土の森付近

【採取スポット】多摩川/府中市郷土の森付近

日本語版ウィキペディア:多摩川府中市郷土の森博物館
英語版ウィキペディア:Tama RiverKyodo no mori


多摩川の中流域は、自動車を停められるところがなかなか見つからないのが悩みの種。せっかく出かけたのに駐車禁止違反となっては台無し。コインパーキングがあったとしても川まで遠いとちょっとうんざりしてしまいます。

が、府中市の多摩川沿いにある「郷土の森」という自然公園には無料駐車場があります。更に、郷土の森の南側にある野球場にも無料駐車場を併設。多摩川まで徒歩2~3分と立地も抜群。ちなみに、郷土の森の中には無料釣り堀(冬期は休業)もあります。

ただし、郷土の森には市民プールがあるため、夏休み期間の土日は駐車場が満杯で入れないこともあります。

【アクセス】甲州街道と府中街道の交差点で、府中街道を南へ。中央高速の真下にある五叉路で、右斜めの南部線をくぐる道へ右折。サントリーの工場前を左折。100mほどで郷土の森公園入り口信号がありますので右折。道なりに走ると郷土の森です。


大きな地図で見る

土手を越えていくと、地図写真でもわかるように、大きな堰があります。堰の下にある水たまりや浅瀬は絶好の採取ポイント。網でガサガサしたり、簡単な釣りセットがあれば、かなり多くの生き物を採取できるはずです。

のみならず、コイの吸い込み釣りや本格的なアユ釣りを楽しんでいる方の姿もチラホラ。初心者から玄人筋まで惹きつけるポイントのようです。

トイレは野球場にあります。水道もあるので片付けも楽。ただし、コンビニは少し離れた場所にしかないようです。郷土の森と野球場周辺に飲み物の自動販売機はあります。

また河川敷ではキャンプもOKとのこと。火も使えるそうです(直火禁止とのこと)。夏になるとテントがたくさん設置され、多くの方がキャンプを楽しまれています。小中学生くらいの子供たちが海パン履いて川遊びを楽しんでいるのを見かけます。

郷土の森付近の多摩川にある堰
同じ堰の上流から撮影


堰の上はかなり深そうで、リールを使った大きなコイ釣りを楽しんでいる人たちを見かけます。
堰の下にあるガサガサポイント

堰の下にはこのようなゆったりとした流れのたまりが多数あり。網でガサガサ探ると、スジエビやドジョウなどが捕れます。ビンドウをしかけると、多数の小魚が入ります。

【この採取ポイントで捕れた生き物】

オイカワ(オス)
オイカワ(メス)など
アブラハヤ
シマドジョウ
ギンブナ
クチボソ

ウグイ
タモロコ【コイ科バルブス亜科タモロコ属】


タモロコ【コイ科バルブス亜科タモロコ属】

スミウキゴリ

タモロコ・スジエビ・シマドジョウ

スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】





この他、ヌカエビ、コイ、ヨシノボリなども捕れます。

堰の下50メートルほどのところで、用水路からの流れが合流している場所があります。この合流地点が絶好の小物釣りポイント。オイカワなどが大量に釣れます。

堰の下は、流れも緩く、深いところでも50センチほどの水深ですので、ビーチサンダルを履いて濡れても良い半ズボンで網を持ち、ズカズカと進んでいきましょう。

【2013年9月追加】

本流/下流に方向(橋は南部線)

本流/上流方向(左の煙突は焼却場)

トウヨシノボリ

メダカ

アメリカザリガニ

ウグイ

ウグイ


ドジョウ






【2014年7月5日追加】

なぜか中州にお花畑が出現。








ちょっと調べてみたのですが、カリブラコア【google画像検索】でしょうか。もしそうだとすると、外来種ですね・・・・。


【以下2014年8月10日追記】

このポイントは郷土の森側(北側の岸)にしか行ったことがなかったのですが、歩いて逆の岸まで行ってみました。熱くて死にそうになりながら・・・。

郷土の森から1kmほど下流にある是政橋【下流方面から撮影】

川幅はかなり広いですが、水深はそれほど深くありません。石をどけていけば、ウキゴリ/ヨシノボリが採れそうです。



是政橋の上から上流方面を撮影


南岸:南部線橋下

南岸:南部線橋下

この辺りも水深は浅く、採取はできそうですが、リールをつかった釣りをしている方が数人いらっしゃいました。ですので、ガサガサ系は顰蹙を買う可能性があるかもしれません。



土手から郷土の森方面を撮影
 右奥に見えるのはサントリーのビール工場。ユーミンの「中央フリーウェイ」の歌詞に出てくるビール工場です。


土手の上から上流方面を撮影


浄水場からの排出口

別の浄水場からの排出口

排出口の前はひんやりとした空気が流れ出ており、まるでクーラーのよう。輩出された水も同じくひんやりしています。


堰:向こう岸は郷土の森

歩いてみて解ったのは、南側の岸は釣り人が多数いるということ。岸付近にコンクリート・ブロックが並び、水深があるからでしょう。所々浅い場所はありますが、おそらくガザガザ系の採取をすると白い目で見られることになります。















0 件のコメント:

コメントを投稿