2011年8月15日月曜日

スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】


スジエビ【テナガエビ科スジエビ属/学名:Palaemon paucidens】

日本語版ウィキペディア:スジエビ/英語版ウィキペディア:Palaemon adspersus aka Baltic prawn



スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】



スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】


スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】



日本の淡水エビの中でもっともポピュラーで、全国のどこの川でも採取できるとされているのがスジエビです。透明なカラダに、名前の通り黒いスジがあるのが最大の特徴。水槽の中でせわしなく動き回る姿はコミカル。

【捕獲】川辺に生えている草の根元や水草を網でガサガサすると、必ずと言って良いほど捕れます。

【飼育】簡単。水草や流木、植木鉢の破片などを隠れ場所として入れてあげると良い。エアレーション/浄水装置はなくても大丈夫ですが、外部フィルターなど勢いのある装置で水を回してあげると快適そうに泳ぎ回ります。

エサは、メダカ用エサなど粒の細かいものがベスト。エビ専用のエサも市販されています。その他、川魚用/金魚用/熱帯魚用飼料など何でも食べます。

魚などとの混泳はなかなか難しく、大きい魚には食べられてしまう可能性があり、メダカのような小さな魚は捕食してしまう可能性があります。

ナマズなどのエサとしてペットショップで売られることも。

【分類の難しさ】ただ、関東地方にいる川エビはスジエビの他に、ヌカエビ、テナガエビなどがあり、テナガエビは小さいときも文字通りハサミを持つ”手”が異様に長くなる特徴が顕著。東京で見られるヌカエビとスジエビの区別は大変難しくなっております。

【ヌカエビとスジエビの見分け方】体に上下に走る黒い線があればスジエビ。小さいながらもハサミが見えればスジエビ。ほとんどハサミがないようならヌカエビ。足の関節に黄色い部分があればスジエビ。卵が緑色だったらスジエビ。



足の関節が黄色ならスジエビ



ヌカエビとスジエビの見分け方については、Googleで「ヌカエビ 見分け」で検索すると、多彩な写真とともに見分け方をレクチャーしてくれるHPがいくつか存在します。興味のある方は、是非チェックしてみてください。



スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】

スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】


【採取場所】平井川(多摩川支流)/あきる野市
【採取方法】網
【採取年月】2014年5月
【処分方法】リリース
【飼育】易。エビ用飼料、川魚用飼料など。


スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】



【採取場所】秋川/グリーンスポーツ公園付近
【採取方法】網
【採取年月】2013年5月
【処分方法】リリース
【飼育】易。エビ用飼料、川魚用飼料など。


スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】


【採取場所】平井川(多摩川支流)/あきる野市
【採取方法】網
【採取年月】2012年5月
【処分方法】リリース
【飼育】易。エビ用飼料、川魚用飼料など。


スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】

【採取場所】平井川(多摩川支流)/あきる野市
【採取方法】網
【採取年月】2011年10月
【処分方法】飼育のため持ち帰り
【飼育】易。エビ用飼料、川魚用飼料など。




スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】


【採取場所】平井川草花公園付近
【採取方法】網
【採取年月】2014年7月
【処分方法】リリース
【飼育】易。エビ用飼料、川魚用飼料など。



スジエビ【テナガエビ科スジエビ属】



【採取場所】多摩川/府中市郷土の森付近
【採取方法】網
【採取年月】2014年9月
【処分方法】リリース
【飼育】易。エビ用飼料、川魚用飼料など。






2 件のコメント:

  1. 下流域で取れる所はありますかね? 護岸になっていてアシとかが見当たりませんが…

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    1. どうでしょう?あまり下流域に詳しくないので断言はできませんが、中流より上の水が冷たい場所でよく見かける印象です。

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