日本語版ウィキペディア:カマツカ/英語版ウィキペディア:なし
カマツカ【コイ科カマツカ亜科カマツカ属】 |
上から見たカマツカ【コイ科カマツカ亜科カマツカ属】 |
体には斑模様。新幹線のように、口が前方に突きだしている姿態が特徴的。砂の中に潜り込み、目だけを出して辺りを伺う慎重派。底生動物を好む雑食で、川の中・下流域、湖の沿岸、灌漑用水などに棲息します。自然界では3年で成熟し、最大で15cmになる個体も。
【採取】砂底を好みますので、川の浅瀬/岸付近の砂底を丹念に網でガサガサします。砂に潜っている場合もありますので、下流に網を構え上流から足で砂を踏みつけ追い込みます。砂ごとすくってしまうのも有効。すばしっこいので目視して捕まえるというよりも、網に追い込むスタイルの方が採取できる確率は上がるはずです。
【飼育】砂地を好みますので、砂地あるいは粒の細かい砂利を敷いた水槽がベスト。おとなしいタイプですので、ドジョウ、ヨシノボリ、フナ、クチボソ、スジエビ、ヌカエビとの混泳も可能。川魚用飼料を食べますが、底棲ですので沈むタイプのエサを選びます。
ゆるい流れのある場所を好みますので、浄水装置で水槽内の水が回る環境を用意した方が無難。
【ツチフキとの見分け】カマツカとよく似たツチフキという魚がいます。本来、ツチフキは濃尾平野以西が生息域だったそうですが、近年は移植により関東平野でも棲息が確認されているそうです。
ツチフキの方がカマツカと比較して、全体的に太くて短い、色が濃い、ヒゲはあるが短い、新幹線のような口周辺の突き出しが見られない、大きくても12cmといった違いがあります。
カマツカ【コイ科カマツカ亜科カマツカ属】 |
【採取年月】2012年9月
【採取方法】網
【処分方法】飼育のため持ち帰り
【飼育】易。市販の川魚用飼料
カマツカ【コイ科カマツカ亜科カマツカ属】(ヨシノボリが一匹混入) |
【採取場所】多摩川/昭島市くじら公園周辺
【採取年月】2012年10月
【採取方法】網
【処分方法】飼育のため小さめの個体を3匹持ち帰り
【飼育】易。市販の川魚用飼料
カマツカ【コイ科カマツカ亜科カマツカ属】 |
カマツカ【コイ科カマツカ亜科カマツカ属】 |
【採取場所】秋川/あきる野市グリーンスポーツ公園付近
【採取年月】2013年7月
【採取方法】網
【処分方法】リリース
【飼育】易。市販の川魚用飼料
カマツカの稚魚 |
【採取場所】多摩川/昭島市くじら公園付近
【採取年月】2014年7月
【採取方法】網
【処分方法】リリース
【飼育】易。市販の川魚用飼料
カマツカ【コイ科カマツカ亜科カマツカ属】 |
【採取場所】多摩川/昭島市くじら公園付近
【採取年月】2015年9月
【採取方法】網
【処分方法】リリース
【飼育】易。市販の川魚用飼料
0 件のコメント :
コメントを投稿